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他人からのフィードバックを活かす

フィードバックとは、

良い点、問題点を他者から指摘された上で、他者の支援を受けて自分を立て直すことである。

フィードバックは、本人の学習や成長にとって、非常に重要である。

人は、自分の力だけで「正しい方向」に進めるわけではない。

特に経験の浅いうちは、他者の指摘や支援を受けて、

正しいと思われる方向に軌道修正をおこなう必要がある。

例えば、

まっすぐ飛びつづけることができるロケットは存在しない。

ロケットは、飛んでいるうちに傾いてくる。

機体には、傾きを検出してジェットの吹き出し口の傾きを変える

「フィードバック機構」がついている。

フィードバックがなくては、正しく飛べないのである。

人の学習や成長もロケット同じ。

まっすぐ正しい方向に飛べるロケットは存在しない。

フィードバックを得てはじめて、まっすぐ正しく飛ぶことができる。

フィードバックをうけることは、当人の成長にとって大切である。

でも、せっかくもらったフィードバックを受け入れようとしない人もいる。

フィードバックが活かされない「よくあるパターン」は、以下である。

1.深刻な状況を認識していない

他人から見ると深刻な状況なのに、本人は全く認識していない。

どんなフィードバックをうけても「何とかなります」と言い切ってしまう。

でも、たいていの場合、何ともならない。

2.言い返して反論する

受けたフィードバックに、もれなく「いや、そうは言っても」と言い返す。
たいていの場合、それは反論ではなく単なる言い訳。

のらりくらりと言い訳をして、フィードバックをかわすのである。

3.自分に都合よく解釈する

相手からもらったフィードバックを、自分の都合のいいように解釈する。

自分の都合のよい部分だけを抜き出して、フィードバックの趣旨を理解しない。

4.相手の解釈が悪いと考える

相手が自分の状態を間違って解釈しているので、

フィードバック自体には、妥当性がないと考えてしまう。

このフィードバックは受けるに値しないと考えているので、

いくらフィードバックされても、全く刺さらない。

5.右から左に聞き流す

フィードバックされているときは、神妙な面持ちで、

反省しているような顔をしている。

でも右から左で、全く聞いておらず、行動を変えることもしない。

このような人には、いくらフィードバックをしても、刺さらない。

だから、成長しないのである。

すべてのフィードバック情報が正しいわけではない。

取捨選択も大切だが、

せっかくもらったフィードバックは、うまく活かしたいものである。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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