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職場で使える目的別の座り方

職場や家庭において、席の並べ方は成果や生産性を大きく左右する。

席の並べ方を考えるときに大切なのは、
同席する人の「視線の交わり方」である。

視線は、意思を伝えたり存在を感じさせるため、

無意識のうちに緊張感を生む。

仕事をしている中で、

なんとなく居心地が悪い…

どうも緊張するな…

と感じたりするときは、座り方が影響している可能性が高い。 

視線の交わり方は、
コミュニケーションを取る相手との関係性を大きく左右する。

次の4つのパターンで考えてみよう。

1.並行する視線

肩を並べて、同じスクリーンやホワイトボードに向き合っている状態。

最もリラックスできる席の並べ方である。

相手が視線に入りにくく、緊張感が和らぐため、

相手と別のことしていると気にならなくなる。

意識や方向性を相手と同じ方向にそろえるので、

目標や課題に対して向き合う仲間意識を醸成することができる。 

 2.直交する視線

テーブルや机を挟んで斜めに座る状態。

緊張感とリラックスを交えることができる座り方である。
形式ばらずに少しリラックスした親しみやすい雰囲気を作ることができる。

3.正面からの視線

机やテーブルを挟んで向き合って座る状態。

相手と近いほど緊張感が高まる。

フォーマルな打ち合わせでよく使われるが、対立を生むことがある。

議論や通達、相手にプレッシャーを与えようとする場合に最も有効である。

両者の立場が同等の場合には、膠着状態や対立、反発を招くこともある。 

 4.視線の距離

同じ座り方でも、相手との距離が近いほど緊張感が高く、

離れたり仕切りで視線を遮ることでリラックスや疎外感を生む。

正面から向き合う場合でも、視線の距離を広くとったり、

直接視線を合わせないようにすることで緊張感を和らげることができる。

コの字型など間にスペースが入ると効果が大きくなる。

目的に応じて座り方を調整することで、

コミュニケ―ション効果を強めたり弱めたりすることができる。

座り方が相手に与える影響を把握していれば、

目的に合わせて座る位置や机のレイアウトを変えることで、

コミュニケーションを円滑にすることができるはずだ。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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