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社員定着率向上にはOJT指導者への教育が必要

多大な費用と労力をかけて採用した新入社員がすぐに辞めては困る。

社員の定着は、とても重要な課題である。

 

社員定着のために必要なポイントを次の3つである。

1.指導者がビジネスマナーの手本を示す

新入社員は、就職活動段階でビジネスマナーを学んでいる場合が多い。

新入社員が仕事を始めたとき、
マナーを身に着けていない先輩や指導者を見たら、どう感じるだろうか。

 

大きな期待を持って入社した新入社員を幻滅させないために、

指導者が行動を律することはとても重要である。

 

あいさつや言葉遣いなどは毎日の繰り返しが習慣になる。

良いビジネスマナーを習慣にするためには、日頃の環境が大切。

指導者自身が自らの習慣を振り返り、率先垂範すること。

 

2.コミュニケーションを取る環境を用意する

指導者と新入社員が、

密にコミュニケーションできる仕掛けを用意することである。
今の新入社員は、以前に比べ、
コミュニケーションについて「受け身」の姿勢が強くなっている。
新入社員は、職場でも指導者からのアプローチを待っている。
一方で、指導者も新入社員からの相談を待っていたら、
成長のためのコミュニケーションが生まれることがないだろう。

 

指導者とのコミュニケーションが取れない新入社員は、

「会社が自分の成長に関心を持ってくれていない」
と感じて、モチベーションが下がってしまう。

 

指導者と新入社員は、1日最低5分でも会話する場を持つ。

さらに、1週間に1時間程度は会社の仕組みとして用意する。

その際には、面談記録シートなども用意するとよい。

 

3.OJT指導者に教育を実施する

新入社員が高いモチベーションを維持しながら、

「この会社で成長したい」と感じ続けるためには、
その環境を作る指導者への教育、支援が必要である。

 

指導育成計画の作成、
仕事のマニュアル作り、
面談のやり方、

指導者同士が悩みを共有できる場の設定、
など、会社で企画するべきことはたくさんある。

 

特に大切なのは指導者が「自信」をつけることである。 

仕事のマニュアルを整備し、指導育成のツールが整っても、
指導者に「私には指導は無理」という気持ちがあると、
せっかくの仕組みがうまく機能しない。
会社から、指導者に対して、
「新人には1年後にはこの仕事ができるようにさせてほしい」
という明確な目標設定を指示することも支援の一つである。

 

指導者の自信を培うには、
指導能力向上に加えて、様々な悩みを乗り越える指導経験が必要である。

新入社員が会社に新しい風を吹き込み、共に働く仲間となるためには、
OJT指導者への支援強化が不可欠である。

 

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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