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プレ・パフォーマンス・ルーティーン

プレ・パフォーマンス・ルーティーンとは、パフォーマンスの前に行うルーティーン。
ルーティンとは、一連の決められた手順のことである。

ラグビーの五郎丸選手のプレ・パフォーマンス・ルーティンは、
以下のように紹介されている。

1.ボールを2度回転させてボールをセットする。
2.手を合わせボールが飛んで行くことを手でイメージする。
3.後ろに3歩下がる。
4.左に2歩。
5.助走は8歩でボールを蹴りぬく。

五郎丸選手が実力を発揮するためのテクニックとして、
このプレ・パフォーマンス・ルーティンが大きく貢献した。

大きな試合の大事な場面でキックするとき、
不安・心配・迷いなどのマイナス思考が生まれる。
呼吸が早く短くなる。
心臓がドキドキして心拍数が高まる。

すると、筋肉の動きに微妙な変化を及ぼし、いつもできていることができなくなり、
ミスをしてしまう。

プレ・パフォーマンス・ルーティンにより、キック前の行動をパターン化することで、
ひとつのリズムが生まれる。

練習のときから何度も繰り返すことで、目的の行動であるキックをスムーズに行える。

手順を踏むことで、周りの呼吸やリズムに意識を集中できる。
動作に集中することで、頭の中に浮かんでくる不安・マイナス思考を取り除くことができる。

そうすると、呼吸も心理状態も安定するので、平常心を保つことができる。
気持ちを平常に保てれば、いつもどおりのキックができるのだ。

プレ・パフォーマンス・ルーティンは試合の大事な場面だけやっても効果がない。

五郎丸選手が成功したのも、
キック練習を毎日積み重ねたきたことがベースにある。
その上で、決めたルーティーンを練習や試合に関わらず必ず行ってきたからである。

一流のスポーツ選手たちが取り入れているプレ・パフォーマンス・ルーティーンは、
スポーツだけでなく仕事など日常にも生かすことのできる理論だ。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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