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リーダーに求められる多芸性

リーダーとメンバーのスタイルがぶつかるときには、
リーダーがスタイルをコントロールすることで

効果的な働きかけができる。

自分のスタイルを場面に合わせて、

意図的にコントロールするのが「多芸性」である。
多芸性とは、他者を認識して、それに基づいて自分を変えることで、

他者との関係をコントロールする力であると言える。

アメリカに心理学者ダニエル・ゴールマン氏は、

6つのリーダーシップスタイルと企業の業績・組織風土の関係を調査し、

多芸性の重要性について述べている。

1.強圧型:即座に服従することを要求する

  「自分の言うとおりにしろ」

2.権威主義型:ビジョンに向けて部下を動かす

  「自分の後について来い」

3.親和型:調和を生み出して感情的な絆を結ぶ

  「人間が第一」

4.民主主義型:参加を奨励して合意を生み出す

  「皆の意見はどうか」

5.先導型:高い業績基準を設ける

  「さあ、自分のやる通りにしろ」

6.コーチ型:将来に備えて人を開発する

  「これを試してみよう」

優れたリーダーは、1つのリーダーシップスタイルに依存するのではなく、

状況に応じて柔軟にスタイルを使い分けているという。

日頃から業務上関係のある他者のスタイルについて関心を払い、

他者の期待する関係の持ち方を理解することが大切である。

また、自分の日常的な働きかけがうまく機能しないときには、

意図的に相手に合った働きかけを取り入れる、

という柔軟な考え方と姿勢を持つことが必要である。

リーダーは、自分が扱える部下のスタイルの数を増やして、

それらを使い分ける多芸性を身につけることが、

多様な他者と建設的な関係を築き、効果的に他者を動かす必須条件である。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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