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イノベーションを生み出すラテラルシンキング

ロジカルシンキングは「垂直思考」といわれ、

既成概念をもとに筋道を立てて、深く掘り下げて最適解にたどり着くものである。

ラテラルシンキングは「水平思考」で、エドワード・デボノが提唱した思考法。

既成概念に囚われず、多角的な視点と自由な発想で創造的な問題解決を図る。

そのため、結論は1つではない。

ラテラルシンキングで思考するためのポイントは、以下の3つである。

1.前提を疑う

ラテラルシンキングは、思考するときに前提を持たないことである。

当たり前だと思われていること、

重要視されていること、
を、あえて「なくしてみたら」と考えると新しいアイデアが生まれる。

全ての携帯電話メーカーが「ボタンの使いやすさが重要」と考えていたなかで、
ジョブズは「ボタンをなくそう」と考えて iPhone をつくったのである。

2.抽象化する

あるモノや事象とそれとはかけ離れたモノや事象との間の
共通性を見つけ出すことである。

抽象化する力を鍛えるためには、

普段から全く異なるモノや事象の間に共通性を見つけるトレーニングが有効。
こうした思考回路を鍛えると新規ビジネスを着想する力がついていく。

例えば、

WEBサイトもタクシーも広告媒体である。

それならWEBサイトと同様に、

「ユーザーから料金を取らずに広告収入だけで走るタクシーもできるのでは」

と広告料金を運賃に充ててお客は無料で乗れる「どん兵衛タクシー」が生まれた。

3.偶然を活かす

偶然に何かが起こったら、それは新しいひらめきを得るチャンスである。

とりわけひらめきが起こりやすいのはトラブルやハプニング。
苦しまぎれに考えていたことが意外とよいアイデアだった、

というケースは多いものである。

失敗もチャンスである。

その場しのぎで対応した方法をその後も行かせないかと考えるクセをつけよう。

偶然を待っているだけではなく、

偶然を拾い出す習慣を身につけるのも有効である。

今日は通勤途中の看板に注意しよう…

今日は赤いモノを意識しよう…
と、テーマを決めておくと、それに関する情報が自然と目に入ってくる。

できるだけ自分の仕事に直結しないものに着目するのがよい。
そうした方が自分の常識の中からは生まれない新しい発想を得やすくなる。

ラテラルシンキングは、次のような場面で活かすことができる。

新たな方向の企業戦略でイノベーションを起こす必要があるとき…

成熟した市場におけるマーケティングや新商品開発をするとき…

既存のサービスや商品、技術を新たな市場への展開をするとき…

未知の市場に向けたマーケティングや商品開発をするとき。

リスクがあっても大きな成果を目指したいとき…

ラテラルシンキングは、未知の領域への活用だけでなく、

既存のものの組み合わせによる新たな発想にも効果的である。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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