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仕事の目的を伝えて考えさせる

目的意識あるというのは、
「ある行動を何のためにするか」が分かっていることである。

目的意識がないということは、
「何のためにそれをするのか」が、よく分かっていない状態である。

目的意識がない部下に、意識を持たせるためには、

「何のためにそれをするのか」

を教えると共に、自ら考えさせる必要がある。

まず、「教える」ということ

「何のためにそれをするのか」を都度しっかり伝える。

部下に、会議資料のコピーを依頼するとき、

「この資料を、20部コピーしておいて」と依頼する。

部下は、コピーをすることしかやらない。

「何のためにコピーをするのか」という理由が分からないからである。

では、
「この資料を、午後の会議の最初に配布するので、20部コピーしておいて」
と、理由を明確に伝えると、どうだろうか。

「何のためにコピーするのか」が分かる。

「配布しやすいように、ホチキスで留めましょうか」
という自発性が出てくる。

「何のために」を、積極的に伝えよう。
そうすることで、目的に意識を向けることができる。

次に、「考えさせる」ということである

考えさせるためには、
「質問する」ことが有効である。

人は、質問されると、その答えを探そうとする。

お客様へのプレゼンテーションに対して、
部下に、目的意識を持たせるためには、

「このプレゼンは、何のためにやると思う?」
「もし、うまくいけば、お客さまはどうなるだろう?」

というように、目的を考えなければならないような問いかけをする。

すると、部下は、
「何のためにそれをするのか」を考えるようになる。

部下に、「目的意識を持って欲しい」と持ったら、
「何のためにそれをするのか」まで、しっかり伝え、
自ら、考えさせるようにすることが大切だ。

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責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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