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仕事をチャンクダウンして先延ばしにしない

気が重い仕事は、つい先延ばししたくなる。

複雑さ、面倒、不安で、目の前の仕事が苦痛だと感じるからである。

仕事に対して、マイナスな気持ちを抱いたときには、
やるべき仕事をチャンクダウンして書き出してみよう。

チャンクダウンとは、やるべきことを細分化して具体化すること。

肉を食べたいときに、牛1頭(チャンク=塊)を連れてこられても食べられない。
でも食べやすい大きさにカットされていれば、口に入れることができる。

仕事のチャンクダウンは、以下のステップで進めるのが良い。

1.仕事を細分化して「かかる時間」を書き出す

仕事を細かい作業に分けてハードルを下げる。

これは難易度を下げることで、

「この程度ならできるかも」と、取りかかりやすくなる。

各作業の所要時間も書いておくと、
考えるエネルギーが不要になり、心理的負荷が減る。

10分から30分以内で終えられる量の作業まで細分化するのがコツ。

2.予定の中に細分化した仕事を組み込む

細分化した仕事をスケジュールに組み込む。

仕事を一気に終わらせる必要はない。
あらかじめ作業を予定に組み込んで時間通りに実行していく。

そうすれば「考えずに」機械的にこなすことができる。

3.予定時刻にアラームをセットしてきっかけを作る

アラーム機能を使って予定の時刻をセットしておく。

アラームが鳴ったら絶対にやるということをルール化しておくと、

面倒な仕事でも「よし、やろう」と重い腰を上げるきっかけになる。

心理学者のニール・フィオーレ氏は、

「先延ばしは、鍛え直したら治るような「なまけ病」ではない。

タスクや決断に関する不安に対処するための心理メカニズムである」

と語っている。

先延ばしは誰でもやってしまうもの。

だから、罪の意識に苦しむ必要はなく、

そのメカニズムを理解して自分なりの適切な対処法を持つことが大切なのである。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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