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KFSを決めてやらないことを見つける


「やらないこと」「やらなくてもよいこと」を選択するためには、
KSF(Kye Success Factor)を見つけることが必要である。

KSFとは、事業における重要な成功要因のことである。
経営戦略を達成するために何が必要か、
を決めることでもある。

例えば、大学を受験する場合、

まじめで学校の成績のよい学生が不合格になる…
あまり勉強していないように見える学生が合格する…

これは、合格のKSFを見つけることができたかかどうかの差である。

この場合、KSFは2つ考えられる。

1つ目は、「過去の出題」を知ることである。

受験勉強では、
過去問を分析して、勉強する範囲を絞り込む、
ことが合格の鉄則である。

まじめな人ほど、教科書や参考書を全部覚えようとしたりする。
その結果、どれも中途半端になってしまうのである。

2つ目は、「合格最低点」を狙うことである。

合格するためには、100点満点を取る必要はない。
最低ラインをクリアできれば合格できる。

過去問を知ることと合格最低点ねらいは、
ビジネスのKSFも同じである。

過去問に相当するのが、
過去のビジネスの成功例や失敗例である。
これらを参考にすることで、
ゼロから考えるよりも
短時間で、成功のヒントが得られる。

また、仕事は100%の結果が必要なものばかりではない。
7、8割で合格となる仕事の方が多いかもしれない。
そうだとすれば、100点満点を狙うより、
80点の仕事を、
より早くより多くこなすことに時間を割くべきである。

KSFを決めることで、やらなくてもよいことを見つける。
そして、本当にやりたいこと、やるべきことに時間を使おう。

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責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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