サイオス株式会社様では、2019年より、新入社員研修を実施いただいています。2022年度は即戦力となるためのビジネスマナー、思考力を中心に21日間実施させていただきました。
ソフトウェア・システムの開発、販売、サポートを提供するサイオス株式会社様では、自分から課題を発見して自律的に動ける社員の育成を目指されています。
※本インタビューは、サイオス株式会社リーダーシップCoE 人事SL・千葉様にお話をお伺いしました。
◇研修導入の目的
編集部:イントランスの研修導入前どのような研修(人材育成)をされていましたか。
千葉様:これまでは大手研修会社が主催する2日間の通学型の新入社員研修を受講していましたが、内容面で不十分と感じていました。現場から、配属された新人のビジネスマナーや基礎スキルが不足しており、現場で教育せざるを得ない状況なので、配属前に基礎的なビジネスマナーや思考力をしっかり教育してほしいとの声が強く出ていました。
編集部:貴社の組織はどのような課題がありましたか。
千葉様:先程お話しした現場のニーズに加えて、2019年から採用人数を大幅に増やしたことで、研修の見直しが必要と判断しました。これまでの実施していた研修は一般的な内容であり、自社に必要なものに見直したいと感じていました。また研修を通じて、社会人として自ら学ぶ姿勢を持てるようになってほしいという想いもありました。
◇研修導入のきっかけ
編集部:イントランスの研修の導入のきっかけや理由は何だったのでしょうか。
千葉様:従来の通学型では限界を感じており、自社に合わせた研修体系を構築したいと考えました。研修内容を自社のニーズに合わせてカスタマイズできる研修会社を探している中で、イントランス様に声を掛けさせていただきました。
◇研修の効果
編集部:実際に研修を実施されてみていかがでしたか。
千葉様:イントランス様の研修を導入する前に比べると、大幅にレベルアップしたと思っています。
ビジネスマナーからビジネス思考に至るまで、これだけのコンテンツの量と質をご提供いただいていることに大変満足しています。
編集部:研修で印象に残った場面はありましたか。
千葉様:特に「ビジネスマナー」の講義が好評です。ビジネスマナーというと堅苦しい印象があります。でも講師の方が厳しいながらも親身になって受講生寄り添って指導してくださるので、受講生の評価がとても良いのです。
新入社員の7割が大学院卒なのですが、「会社の数字の読み方」「ロジカルシンキング」など彼らの知的好奇心を満足させてくれる豊富な内容をご提供していただいていると思っています。
編集部:研修後の日常業務で受講者に何か変化はありましたか。
千葉様:即戦力を求めている現場からは、以前のような不満は大幅に減ってきており、受講することによるレベルアップができています。現場ニーズに合わせたITスキル、営業配属予定者には営業現場で必要な知識や営業スキルの講座を入れたり、毎年内容の見直しを相談させていただいているので、成果は上がっていると感じています。
編集部:参加された方からはどのような感想がありましたか。
千葉様:社会人として必要なビジネスマナーやマインドを学ぶことができたという声が多いですね。「会社の数字の読み方」講座では、バランスシートの意味、会社の状態が数字を見ることでわかることが面白くて、ためになったという感想がありました。
◇今後の期待
編集部:今後イントランスの研修に期待することはありますか。
千葉様:イントランス様では幅広い講師ネットワークをお持ちであり、ニーズに合った経験豊富な講師をアサインしていただいており、安心してお任せできると思っています。
研修の構成、カリキュラムも良くなってきたと考えていますが、これからの時代の変化に応じて、講義内容のレベルアップや講師の対応をしていただくことを期待しています。
編集部:今後どのような組織を目指したいですか。
千葉様:上意下達ではなく、自分から課題を見つけて自律的に正しいことを自分の頭で考えていく社員になってほしいと考えています。そのベースとなるのは、ビジネスパーソンとしての思考力である思っており、ロジカルシンキングやフレームワークなどの基礎はぜひ身に付けてほしいですね。