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話が通じない部下への対処法

話が通じない人の場合、

自分の意思を持ってそのようにしている、

無意識のうちに話が通じない人になっている、

というパターンがある。

1.自分の意思でそうしている場合

常に自分の話ばかりして、人の話はあまり聞かず、

自分の意見ややり方が正しいと思い込んでいる場合である。

プライドが高い人やこだわりが強い人も話が通じない。

こだわりが強い人は、自分だけのルールを持っており、

他者からアドバイスされること自体がそもそも理解しがたい。

競争心や承認欲求が高いために、

意図的に話が通じない人になっている場合もある。

誰かの意見を聞き入れたり、自分の足りなさを認めることは、

負けることだと思っているのである。

2.無意識にそうなってしまっている場合

話が通じない人は、短気で感情的になりやすいという特徴もある。

意見が違うだけなのに「否定された」とネガティブに捉え、

怒り出してたり、深く落ち込んでしまう。

深く接してみると、一般常識がなかったり、

語彙力や理解力が低い場合が多い。

自分の意思で話が通じない人になっている場合も、

結果として話が通じない人になっている場合でも、

部下や同僚になったら厄介な人になってしまう。

特に部下であれば、仕事上、かかわりながら育成していく必要がある。

どのようにコミュニケーションしていけばいいだろうか。

話が通じない部下への対処法を3つご紹介する。

1.否定しない

上司の立場上、部下に間違っていることを理解させようとして、

真っ向から立ち向かおうとしがちである。

まず部下が言っていることを否定せずに聴くことから始める。

最初から、認めさせようとすることをやめてみよう。

2、価値観を認める

国籍、人種、性別など明確に異なる分類になれば、

人は価値観の違いを受け入れようとする。

でも相手が部下だと、
「なぜわかってくれないんだ」と考えてしまいがちである。

本心では「違う」と思っていても、

価値観が違うから仕方ない…

まずは受け止めてみよう…

と、部下の意見をいったん認める努力をしてみよう。

そもそも価値観が違うのだと相手を認めることができれば、
相手が理解できるように話す努力ができる。

相手の理解を確認しながら、わかりやすくかみ砕いて話をしよう。

3.決定的瞬間を設定する

何十年もその考え方や性格で生きてきた人を変えるのは簡単ではない。

価値観を180度変えるような決定的瞬間に出会わなければ無理だろう。

決定的瞬間を設定してあげるのも上司の仕事である。

チャレンジできる仕事を任せ、
失敗しそうになっても、ギリギリの所まで見守る、

というような経験を与えるのもひとつの方法である。

上司が部下と接するときには、

否定せずに話をよく聞き、決定的瞬間を作ってあげることが鍵となる。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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