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「笑顔、挨拶、名前を呼ぶ」は人を動かす最強ツール

人間関係で悩むビジネスパーソンの声はよく聞かれる。

そんなニーズに応えて、
会話力や自己表現力を高めるさまざまなテクニックが紹介されている。

高度なテクニックの前に、
誰でも簡単に人間関係を良くする最強のアプローチがある。
それは「笑顔」「挨拶」「名前を呼ぶ」という3つの方法である。

「〇〇さん、おはようございます」

「〇〇さん、お疲れ様です」

いつも笑顔で、名前を呼んで挨拶してくれる相手を嫌う人はいないはず。
その人が困っていたら、なんとか力になってあげたいと思うはずである。

でも、普段すれ違っても、ろくに挨拶もしない人なら、
どんなに言葉巧みに頼みごとをされても、
快く引き受けようという気持ちにはならないはず。

挨拶や名前を呼ぶことは、相手の存在を認めることでもある。

人は誰でも他人から認められたいという「自己承認欲求」を持っている。
挨拶することは「あなたを認めている」と伝えることでもある。

また人は自分の名前を呼んでくれる相手に対して好意を抱く。
名前を呼んで挨拶をし続ければ、
相手との間に信頼関係や親近感が育まれていく。

イギリスの人類学者ロビン・ダンパーの提唱した「ボーカル・グルーミング仮説」では、
次のように述べられている。

動物は「毛づくろい(グルーミング )」し合うことで仲間を認識する。

人の場合は、声や言葉のコミュニケーションが「グルーミング」に相当し、
言語によって相手との距離を縮め、信頼関係を築く。

したがって挨拶や目礼や会釈だけではなく、
声に出して相手に伝えるのがよい。

その際、気の利いたやり取りをしなければ、とがんばる必要はない。
声をかけることに意味があるのである。

笑顔は人類共通の好意のサイン。

喜び、怒り、悲しみなどの人間の表情には普遍性があり、
文化や民族に関係なく表情だけで感情を伝えることができる。

生まれてすぐの赤ちゃんに、笑顔のお面と怒り顔のお面を見せると、
笑顔のお面をよく注視するというデータもある。

「笑顔」「挨拶」「名前を呼ぶ」は、
高度なテクニックの前に、人間関係を良くする基本である。

ただテクニックだけを学んでも、人を動かすことはできない。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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