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完了バイアスを利用した仕事の効率化

やりやすい仕事から取りかかるか?

面倒な仕事から始めるのがよいか?

仕事を進める上で、多くの方が抱く悩みである。

例えば、ある企画書を書き上げる場合、

1.書きやすいところからどんどん書いていく…
2.目次を決めて最初から順番に書いていく…

という2つの進め方がある。

書きやすいところから書いていくと、
何かを書くことによってそれが糸口となり、

少しずつでも作業を前に進められる。

最初から順に書いていくと、

冒頭の書き出しでつなまずくと、後が続かなくなる。
作業が進まないまま時間が過ぎて挽回できなくなってしまう。

人間の脳は、
「何かを完了すること」および「それがもたらす喜び」
を求めるようにできている。

この傾向は「完了バイアス」と呼ばれる。

まず目先のタスクを終わらせることで、

より困難かつ重要なタスクに取り組む能力が高まるのである。

例えば、企画書をつくる場合、

とりあえず書きやすいところから始める、

ある程度進んだら改めて冒頭から書き出してみる、

という方法がよい。

まずは、簡単タスクに手をつけてみること。

そうすれば、タスクに取り組む中で新たなアイデアも出てくる。

ただし、ここで注意することは、

気分を優先して簡単なタスクばかりをこなしてしまわないことである。
疲れて仕事の質が落ちてしまうことになる。

さらに「やっかいなタスクはやりたくない」という気持ちが働き、

重要なタスクが取り残されてしまうことになる。

たくさんのタスクがある場合には、

まず簡単なタスクを1つ終わらせる。

次に、重要だが面倒なタスクに取りかかる。

簡単なタスクと重要で面倒なタスクを交互に手がけつつ、

重要な仕事を少しでも効率的にする工夫をしていく。

この方法を徹底することが、仕事を円滑に進めることにつながる。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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