「部下とコミュニケーションが上手くできない」
「最近の若いヤツは、何を考えているのかわからない」
近頃の管理者の口癖である。
人を導く上で最も大切な「言葉」を軽んじる風潮に、人が育たない原因の一端がある。
指示をはっきり伝える言葉や伝える言葉、
やる気を促す言葉、
誤りを素直に反省させる言葉、
成果を心から褒める言葉…
言葉は、相手を気持ち良く動いてもらう手段として、有効に使いたい。
まず相手の良いところをほめる。
良いところを褒めるのは当り前で、ほめることで反省を促すこともできる。
ほめる気持ちがあれば自然と笑顔になる。
笑顔があるだけで、相手に話を聞こうという気にさせる効果があるものだ。
まず笑顔で難しい話ができるように心がけよう。
そうしたゆとりを持つためには、まず相手をよく観察する。
見るからに顔色の良くない相手に、
「元気でやってるか?」
と言うのはないだろう。
相手の状況、気持ちを察した上で、掛ける言葉を選びたい。